遺産相続の基本の基本

遺産相続でまず大切なことは、法定相続人が何人いるか、ということです。たとえば、結婚していて子供が2人、という家庭であれば、法定相続人は配偶者と子供2人の3人になります。もし子供がいなくて両親が存命であれば両親が法定相続人、子供も両親もいなければ兄弟姉妹が法定相続人となりますが、遺産相続の相続人を決定するには、亡くなった人の戸籍を全て集めて、血縁関係者をはっきりさせなくてはなりません。相続人の範囲が固まったら、次は不動産や株、現金などの動産をどのように相続するか決めます。

ただし、これは遺言書がなかった場合であり、遺言書がある場合はその内容に従って遺産を相続します。ただし、遺言書の内容が相続人にとって承諾しかねる内容であった場合、たとえば愛人に全額遺産を相続させる、などといった内容の場合は、配偶者、子供、両親には遺留分を主張できます。遺産相続は、かつては家督相続者が多くを受け取るのが普通であった時代もありましたが、現在では均分相続、つまり、同じ順位の相続人は同程度の価値の相続をするというのが基本になっています。遺産相続の内容が決定したら、遺産分割協議書に法定相続人全員の署名と実印を押したものと印鑑証明書を用意します。

亡くなった人の戸籍類を集めるのは、この遺産分割協議書を作成するためです。このとき、法定相続人全員の署名と実印、印鑑証明書が集められなければ、預貯金の凍結解除や登記の変更などができませんので、法定相続人を全員探さなくてはいけないのです。

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