地域の弁護士会と法律相談

法律問題のプロである弁護士は、法律の規定によって、それぞれの地方裁判所の管轄区域にひとつずつの割合で置かれている弁護士会という組織に加入しています。この組織は東京のような大都市に限っては、地方裁判所の管轄区域のなかに複数があります。もし、借金の返済、結婚や離婚、遺産の相続、交通事故の示談交渉などの法律上のことがらでトラブルになっている場合には、こうした組織で行っている法律相談をまず受けてみて、そこからアドバイスにしたがって、訴訟や和解といった具体的な行動に進むというのが安全です。基本的に、これらの組織は地方裁判所が立地する場所に近い都道府県の県庁所在地などに置かれていることが多く、あらかじめ予約をしておけば、空いている日に相談に応じてもらえます。

通常であれば一定の相談料がかかりますが、たとえば犯罪被害や多重債務などの社会的にも大きな問題となっていることがらについては、一般的な法律相談ではなく、そのテーマ専用の相談窓口を開設し、料金も無料であることが多いようです。もし、県庁所在地などの地方の中枢の都市までは行けないという場合であっても、都道府県内のそれぞれの地域に担当の弁護士が巡回で訪れる相談会が開催されているはずです。この場合は平日毎日開催しているのではなく、月のなかの決められた日だけということになってしまいますが、それでも辺鄙な場所に住んでいるためになかなか相談できないという人にとっては、大いに活用すべき機会といえます。

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